思想・パラダイムの引き出し

古今東西の思想・哲学・宗教など(教え、ものの見方・考え方)から学んだことを、 自分用に要約して記録した覚書き(忘備録)集。

「7つの習慣」~真の成功法則~

「真の成功」への7ステップ(骨子)

人生を変える第一歩は、パラダイム(※)を変えることである。

  • 無意識に抱いてしまっている考え方・感じ方の枠組み

7つの習慣」によって物の見方を変え、自分が変われば、人も周囲も変わる!

そのためにまずは、どんな行動でも「主体的に自分で選択する」こと。

その選択の基準として「ブレない原則を決めておく」ことが大事である。

そうして日々の行動を積み重ねていくうえで、

緊急で重要なこと以外の、
緊急でないが重要なことにも時間を使うのだ。

以上の “私的成功” から次に、
 “公的成功” にステップアップしていく際に重要なのが、

Win-Win」の人間関係を作っていくこと。

人間関係を充実させるには「信頼残高(※)」を増やさなければならない。

  • 相手の心に貯まる “信頼の貯金” (人間関係における信頼の度合い)

そのためには、相手の話を深く聞いて、相手を理解しよう
(共感による “傾聴” 

Win-Winを考えながら相手を理解する「尊敬的コミュニケーション」を
図ることで、お互いの “違いを尊重” できるようになってこそ、

シナジー(相乗効果)」が創り出せるようになる。

以上のような習慣を、日々積み重ねて、自分を鍛えていこう

出世とか年収UPとか有名になるとかよりも
見せかけじゃない、素材としての自分(の人格)を高めることで、

結果として、得られる実りも “自然と” 大きくなっていくのだ!

※「7つの習慣」の要旨

◇第1の習慣「主体的である

成功に至る(人格を高める)ために、まず必要なのは「主体的であること」。

些細な行動でも、感情的な反応に身を委ねたり、受身で行動するのではなく
自分で振る舞いを「選択」する意識だ。

◇第2の習慣「終わりを思い描くことから始める

努力を積み重ねても、ゴールを意識していなければ、
間違った方向に進む
だけだ。

「何のために行動するのか」を自覚し、ブレない生き方をするために、
自分が大切にする原則(方針・ポリシー)を定義しよう

◇第3の習慣「最優先事項を優先する

忙しさに身を委ねていると、その場は充実するかもしれないが、
人生を振り返って「あれもしたかった」「これもしたかった」と後悔が残る。

もっと緊急でないが重要な(=人生の栄養になる)こと」に時間を使おう

◇第4の習慣「Win-Winを考える

ここからは、人間関係を含めた公的成功に必要な習慣となる。

あなたは “交渉” には、勝者と敗者が付きものと考えていないだろうか。

自分の利益を主張するばかりでは、周囲の信頼は得られない

◇第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される

「聞く力」を軽視している人は多い。

だが、本当の信頼を得て自分の影響力を発揮するには、
まず相手の話を深く聞く必要がある。

「自分の答え」に急がず「相手の答え」に耳を傾けてみよう

◇第6の習慣「シナジーを創り出す

人と組んで何かをしようというときは、
どうしても共通点ばかりに目が行きがちだ。

だが、相違点をぶつけ合うからこそ、互いのよさを活かし合い、
シナジー効果で大きな成果を得ることができる。

◇第7の習慣「刃を研ぐ

第1~6の習慣で、より成果を出すために、
日々、自分を鍛え、切れ味” を高めていこう

素材としての自分” を高めることで、
それぞれの習慣で得られる実りも自然と大きくなっていく。

 

この記事は、ティーブン・R・コヴィー博士の7つの習慣』から学んだことを、
自分用にまとめて記録した、覚書き(忘備録)のようなものです。

もし、「この考え方、面白いなぁ、取り入れたいなぁ」と
感じるような内容があれば、

あなたの(心の)引き出しに、こっそりと閉まっておいて頂ければ...

  • 漫画版の『7つの習慣』も傑作だと思います。
    わかりやすくて、内容が濃いです。