「7つの習慣」~真の成功法則~
「真の成功」への7ステップ(骨子)
人生を変える第一歩は、パラダイム(※)を変えることである。
- 無意識に抱いてしまっている考え方・感じ方の枠組み
「7つの習慣」によって物の見方を変え、自分が変われば、人も周囲も変わる!
そのためにまずは、どんな行動でも「①主体的に自分で選択する」こと。
その選択の基準として「②ブレない原則を決めておく」ことが大事である。
そうして日々の行動を積み重ねていくうえで、
緊急で重要なこと以外の、
③「緊急でないが重要なこと」にも時間を使うのだ。
以上の “私的成功” から次に、
“公的成功” にステップアップしていく際に重要なのが、
④「Win-Win」の人間関係を作っていくこと。
人間関係を充実させるには「信頼残高(※)」を増やさなければならない。
- 相手の心に貯まる “信頼の貯金” (人間関係における信頼の度合い)
そのためには、⑤相手の話を深く聞いて、相手を理解しよう。
(共感による “傾聴” )
Win-Winを考えながら相手を理解する「尊敬的コミュニケーション」を
図ることで、お互いの “違いを尊重” できるようになってこそ、
⑥「シナジー(相乗効果)」が創り出せるようになる。
以上のような習慣を、⑦日々積み重ねて、自分を鍛えていこう。
出世とか年収UPとか有名になるとかよりも、
見せかけじゃない、素材としての自分(の人格)を高めることで、
結果として、得られる実りも “自然と” 大きくなっていくのだ!
※「7つの習慣」の要旨
◇第1の習慣「主体的である」
成功に至る(人格を高める)ために、まず必要なのは「主体的であること」。
些細な行動でも、感情的な反応に身を委ねたり、受身で行動するのではなく、
自分で振る舞いを「選択」する意識だ。
◇第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」
努力を積み重ねても、ゴールを意識していなければ、
間違った方向に進むだけだ。
「何のために行動するのか」を自覚し、ブレない生き方をするために、
自分が大切にする原則(方針・ポリシー)を定義しよう。
◇第3の習慣「最優先事項を優先する」
忙しさに身を委ねていると、その場は充実するかもしれないが、
人生を振り返って「あれもしたかった」「これもしたかった」と後悔が残る。
もっと「緊急でないが重要な(=人生の栄養になる)こと」に時間を使おう。
◇第4の習慣「Win-Winを考える」
ここからは、人間関係を含めた公的成功に必要な習慣となる。
あなたは “交渉” には、勝者と敗者が付きものと考えていないだろうか。
自分の利益を主張するばかりでは、周囲の信頼は得られない。
◇第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
「聞く力」を軽視している人は多い。
だが、本当の信頼を得て自分の影響力を発揮するには、
まず相手の話を深く聞く必要がある。
「自分の答え」に急がず、「相手の答え」に耳を傾けてみよう。
◇第6の習慣「シナジーを創り出す」
人と組んで何かをしようというときは、
どうしても共通点ばかりに目が行きがちだ。
だが、相違点をぶつけ合うからこそ、互いのよさを活かし合い、
シナジー効果で大きな成果を得ることができる。
◇第7の習慣「刃を研ぐ」
第1~6の習慣で、より成果を出すために、
日々、自分を鍛え、“切れ味” を高めていこう。
“素材としての自分” を高めることで、
それぞれの習慣で得られる実りも自然と大きくなっていく。
この記事は、スティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』から学んだことを、
自分用にまとめて記録した、覚書き(忘備録)のようなものです。
もし、「この考え方、面白いなぁ、取り入れたいなぁ」と
感じるような内容があれば、
あなたの(心の)引き出しに、こっそりと閉まっておいて頂ければ...
- 漫画版の『7つの習慣』も傑作だと思います。
わかりやすくて、内容が濃いです。