思想・パラダイムの引き出し

古今東西の思想・哲学・宗教など(教え、ものの見方・考え方)から学んだことを、 自分用に要約して記録した覚書き(忘備録)集。

大乗仏教

釈迦の教えを、現代に活かすには?

釈迦の悟りの核心 釈迦が発見した悟りは「縁起」です。 縁起とは「因縁生起(縁に因って生じて起こる)」のことで、 一切の物事は絶対的には存在せず、他との関係において成立している ということを意味します。 例えば、自分が今ここに存在しているのも、 …

「禅」~道元の教え~

道元の教えを読み解くキーワード 悟りとは、仏の境地。 その境地とは、あらゆるスコトーマ(認識の盲点)を外して、世界をあるがままに受け取ることができるようになること。 そうなるためには、自我(自分勝手な解釈やこだわり、執着)を捨てる必要がある。…

「他力本願」とは? ~法然・親鸞の教え~

日本が、かつてないほど大きな社会変動に直面した、鎌倉時代初期。 宗教界(とりわけ仏教界)にも革命の嵐が吹き荒れていました。 その頃の日本の仏教は、貴族や知識階級による独占物でした。 特権階級との癒着が強まる一方の仏教界にあって、 仏教とは、す…