思想・パラダイムの引き出し

古今東西の思想・哲学・宗教など(教え、ものの見方・考え方)から学んだことを、 自分用に要約して記録した覚書き(忘備録)集。

東洋の思想・哲学

「食」を変えると人生が変わる

この世界は「気」で、できています。 「気」とは、生命エネルギーのこと。 生命エネルギーとは、本来、太陽の “光” から得られるエネルギーです。 (私たち人間を含む)あらゆる生物は、太陽エネルギーが生命活動の源になっています。 「気」のメカニズム(…

釈迦の教え「真理のことば」

人生は思い通りにいかず、世の中は苦しみに満ちている。 その苦しみの原因は「煩悩(※)」である。 肉体や心の欲望、他者への怒り・うらみ、執着、偏見など心身を悩まし、乱し、煩(わずら)わせ、惑わし、汚す “心の作用” をいう。人間の苦の原因とされる。…

釈迦の教えを、現代に活かすには?

釈迦の悟りの核心 釈迦が発見した悟りは「縁起」です。 縁起とは「因縁生起(縁に因って生じて起こる)」のことで、 一切の物事は絶対的には存在せず、他との関係において成立している ということを意味します。 例えば、自分が今ここに存在しているのも、 …

「老子」が説く「道」

道(タオ) 人はいかに生きるべきか? 老子は、その答えをひと言に集約して 「道(タオ)」に従って生きよ と説いた。 その、道(タオ)とは何か? 言葉で言い表すことのできる「道」は真の「道」ではない、 と言われるように、そもそも「道(タオ)」とは分…

「荘子」の教え ~自由自在の生き方~

自由になるには? 自由とは?・・・何事にもとらわれず、束縛から解放されている心の状態。 それはあたかも、砂場で一心に砂遊びをしている子どもの境地である。 そんな心の自由を取り戻すには、どうすればよいか? 人は年を重ねるにしたがって、常識や固定…

「論語」~孔子の教え~

「論語」は、中国・春秋時代の思想家「孔子」と弟子たちの言行録である。 孔子による『君子論』といっていいと思う。 君子とは、先頭に立って人を正しい方向に導くリーダーのこと。 孔子のビジョンは、混乱の世の中にあって「正しい政治を広める」ことだった…

「菜根譚」~陰と陽の融合思想~

数ある中国処世訓のなかでも最高傑作といわれる『菜根譚(さいこんたん)』。 菜根譚は、儒教道徳に道教や仏教のエッセンスをバランスよく取り込み “融合” させた独特の世界観であるが、 それはあくまで、人間社会の現実に立脚したものである。 混迷する時代…

究極の健康法

この世は幻想 駅のホームに立つ人々、駅の看板、通過する電車、近所の公園、走り回る子どもたち、散歩中の犬 ... などなど この世の一切のもの、あらゆる現象は、私たちの五感が何らかの情報をキャッチして、それを脳が処理することによって、この世に存在し…